2016年1月18日月曜日

ダッフルコート

父母も花にもがもや草枕旅は行くとも捧ごて行かむ(丈部黒當)




プロフェッショナル販売員、高橋です。
季節はずれのひまわりが咲くというニュースも流れたり、暖冬かと思いきやようやく寒くなったりな今冬、いかがおすごしでしょうか。


さて、冒頭にも申しましたように今年は異常な暖冬ですが、冬となればコートが恋しくなります。
ダウンジャケットも格好良いのですが男性ならクローゼットに一着はコートがほしいものです。

デザイナーの菊池武夫先生いわく、「コートは男の色気」。
真冬の特別なシーンを彩るためにもコートは必須、今日と明日2回に分けてオススメコートをご紹介します。


本日の主役は「ダッフル・コート」です。

「Duffle coat(ダッフルコート)」
人によっては学生っぽい雰囲気が苦手、帽子がついてなければいいのに…という声もあるこのコート、元々はイギリス海軍の制服でした。


ベルギーのアントワープという港町の漁師が着ていたことがそもそものルーツで、アントワープ近郊の「ダッフル」という街で作られていた厚手のメルトン生地を使用したことが名前の由来です。
(ベルギーという国は古くから毛織物が盛んなのです)


トグルボタンという独特なボタンがあること、帽子がついていること、メルトン生地で作られていること、丈が長いこと、がダッフルコートの条件で、トグルボタンは手袋をしたままでもボタンを開け閉めできるように…という意図でつくられたものです。


すっごく手前味噌ですが、僕は20代の頃に旅行でアントワープを訪れていまして、電車で移動していたので何度か「ダッフル駅」を通りすぎました。
既にファッション業界に入っていたので、ベルギーでダッフルコートを買うのだ!!と息巻いていたけどあまりの値段の高さに手が出ず悔しい思いをしたもです。。。


漁師→海軍という系譜の通りダッフルコートってもともと「海の男」のコートなんです。
なので僕は働く男の、「親父のコート」のイメージ。
優しさとたくましさを注入してくれるコートです。


というわけで、この冬はダッフルコートなんていかがでしょうか⁇


明日はチェスター・フィールドコートについて語ります♪



2016年1月17日日曜日

おすすめリンク

レヤチーズ 「服装のことです。いいシャツを着て、目立たぬ上衣を着るのです」
(太宰治 『新ハムレット』)


http://gendai.ismedia.jp/articles/-/46902
元銀行の支店長が語る、お金を貸したくなるファッションとのことで特に“イメージ”について語っているので興味ぶかい。

2016年1月16日土曜日

ダッフルコートを波止場にて

“四十余年、睡夢(すいむ)の中
而今(じこん)、醒眼(せいがん)、始めて朦朧(もうろう)
知らず、日すでに亭午(ていご)を過ぎしを
起(た)ちて高楼(こうろう)に向かって、暁鐘(ぎょうしょう)を撞(つ)く”
(王陽明)


今日は遅めの正月のご挨拶をしてきました、プロフェッショナル販売員の高橋です。

今日はさくっと。

ダッフルコートは元々漁師が着ていたコートでその後イギリス海軍の制服に。
なのでダッフルコートと波止場はよく似合う。
ちなみに、ダッフルとはベルギーの街の名前。
奥さんの地元にて。

2016年1月14日木曜日

お客様に必要とされる人間

“サヨナラだけが 人生だ”
(井伏鱒二)

お客様をお洒落にすることしか能がありません、プロフェッショナル販売員高橋です。

ファッション業界に入って10年になります。
実は、僕の所属ブランドが今年度いっぱいで終息が決まっていて、僕のお店も来月で閉店なのです。

沢山の常連のお客様から有難い言葉をいただいているのですが、今日はとびきりの言葉をいただきました。



昨日はありがとうございました。

 (略)

自分の30歳前後の大切な時期に高橋さんに出会えて洋服も人間も成長する事が出来て感謝しかありません。

帰り際買い物した重みある袋を渡されたら今までの記憶がフラッシュバックしてきて我慢してたんですが泣いてしまいました。
自分だけでなく高橋さんも一緒に成長出来ていたなら嬉しいです。

しばらく忙しい日が続いてからの新しい環境になると思いますが頑張って欲しいですしまた顔を出しに行きますね。
(後略)


いやー、お店でのお別れでは涙をこらえた私ですがお客様からいただいたメッセージでは涙がこぼれました。

会社から必要とされなくてもお客様から必要とされる人間になろう、と常に思い働いてきましたので、この言葉は本当に有難いですね。


お客様からの言葉が最高の通信簿です。

TPOの装い カジュアル編②

“高みにのぼりだして以来、わたしはもはやわたし自身が信じられなくなってきた”
(ニーチェ ツァラトゥストラはこう言った)


早いもので1月も早13日。
プロフェッショナル販売員高橋です。

さて今日は「高橋が考える2次会スタイル」です。
長文ですm(__)m

例えば僕がお店でお客様から、
「(いつ?)来週末に
(何?)会社の先輩の2次会が
(どこで?)オシャレなダイニングバーであり、
(どうして?)社内の人間も参加するので
(どのように?)清潔感のあるマジメなスタイルで参加したい」
と相談されたとします。
時期は、まぁ7月と仮定します。
(冬ですがすいません。。。)

どのように見られたいか、がハッキリ固まっているのでそのイメージに沿ってコーディネートしていきますね。
それぞれのカテゴリーでどれかお好きな物をお選びください。


【まずはトップス】
・夏用ジャケット(色は紺・黒・グレーのどれか)
・白シャツ
・紺か黒の無地ポロシャツ

【続いてインナー】
・無地のTシャツ
・ボーダーTシャツ

【印象の肝・ボトム】
・ベージュ・グレー・紺のコットンパンツ(ハーフはNG)
・色落ちしていないデニムパンツ

【オシャレは足元から・靴】
・外羽根の革靴
・ローファー
・ローテク・スニーカー


【地味かな??くらいが実はちょうどいい】

夏とはいえトップスはやはりジャケットが一番です。
気軽にキチンとした雰囲気を演出してくれます。
春夏・夏・秋冬と数種類のジャケットをそろえておくと困りません。

シャツなら無難に白シャツ。
意外と普段使える綺麗な白シャツをお持ちでない方が多いです。
ジャケットやシャツが堅苦しいとお感じの方ならポロシャツですね。

インナーは季節感を重視されるならボーダーがオススメ。

ボトムはベーシックなコットンパンツ(チノパンツなど)があると便利です。
普段使いから特別な場面まで幅広く使えます。

靴はサンダルはさすがにNG。
革靴は仕事用とは別のものをご用意ください。
スニーカーなら大人が履けるシンプルなデザインが好ましいです。


以上、いかがでしたでしょうか??
なんだかんだいわゆる「定番・ベーシック」なものですよね。
やはり何事も基本のものをそろえることが大切なのです。

今回は長文でしたが最後までお読みいただきありがとうございました!!

高橋



2016年1月12日火曜日

TPOの装い カジュアル編

“風林繊月落   風林 繊月落ち

衣露浄琴張   衣露 浄琴張らる

暗水流花徑   暗水は花徑に流れ

春星帯草堂   春星は草堂を帯ぶ”

(杜甫 夜宴左氏莊)


今夜はか細い月が綺麗ですね。

女性受けする服装は大得意、プロフェッショナル販売員、高橋です。

昨日はスーツ編をさくっとお届けいたしましたが
今日はカジュアル編と題しましてお届けします。

特別な装いとして例えば、
・結婚式の2次会
・社内の懇親会
・同窓会
・合コン
などが挙げられます。

もっとも大切なことはTPOを考えること。
つまり、
何?→2次会or懇親会?
どこ?→ホテルorダイニングバー?
誰と会う?→友人or上司or女性?

その他として
どういう印象を与えたい?→まじめor華やか?
などを考える必要があります。


ちなみに、お買い物の際に上記を販売員に伝えてくださると
とてもスムーズに着こなしのご提案ができますので、お試しあれ。


閑話休題。
おそらく、大多数の方は
「めちゃくちゃオシャレで相手に強い印象を与える服装」
よりも
「最低限、相手に嫌な印象を与えない、それなりにきちんとした服装」
をしたいのではないでしょうか。

これはお店でお客様の相談にのっていて高橋自身が感じることでもあります。
けれどその「それなりにきちんとした服装」が案外難しかったりするのです。

次回は高橋が考える、「失敗しない2次会の服装」をお話いたします。

乞うご期待!!

ご清聴、ありがとうございました♪

高橋

TPOの装い スーツ編

“月落ち 烏啼いて 霜 天に満つ”
(風橋夜泊 張継)



オシャレはセンスではなく理論、プロフェッショナル販売員高橋です。
【ためになる】ファッションブログ、お役に立てているなら幸いです。

さて今回はお店でもお問い合わせの多い話題、そしたタイムリーな話題としては友人から相談をうけました、
【TPOにあわせた装い】です、まずはスーツ編。

スーツはとてもルールが細かいのですが、マナーは学校の家庭科でも教えてくれない。。
危険なのが、普段スーツを着ないお仕事の方が結婚式などでスーツを着るとき。
恥をかけない場面で恥ずかしい思いをしないために、スーツのルール、まいります。
今回はブライダルです。

1.色はブラック(ORダークネイビーなどのダークスーツ)
2.ネクタイの色も白(ORシルバー)
3.靴は黒(よってベルトの色も黒)
4.靴は革靴で原則紐靴(アイレットが5つだと尚良し)

ちなみに1と2は日本だけのローカル・ルールで欧米では通用しません。
3.4は特に注意が必要で、
「革靴ならなんでもいいんだろ」
とブーツやローファーを披露宴で履いてくる方が(実際にいました)いますが
マナー違反、というか門出の2人に対して失礼なので絶対にやめましょう。

正しいものをきちんと選ぶことです。
それは値段ではなく、「ちゃんとしよう」という気持ちが大切なのです。


今週末に結婚式という方はくれぐれもご用心を!

次回はカジュアルのTPOをお送りいたします♪
ご清聴、ありがとうございました☆

高橋