父母も花にもがもや草枕旅は行くとも捧ごて行かむ(丈部黒當)
季節はずれのひまわりが咲くというニュースも流れたり、暖冬かと思いきやようやく寒くなったりな今冬、いかがおすごしでしょうか。
さて、冒頭にも申しましたように今年は異常な暖冬ですが、冬となればコートが恋しくなります。
ダウンジャケットも格好良いのですが男性ならクローゼットに一着はコートがほしいものです。
デザイナーの菊池武夫先生いわく、「コートは男の色気」。
真冬の特別なシーンを彩るためにもコートは必須、今日と明日2回に分けてオススメコートをご紹介します。
本日の主役は「ダッフル・コート」です。
「Duffle coat(ダッフルコート)」
人によっては学生っぽい雰囲気が苦手、帽子がついてなければいいのに…という声もあるこのコート、元々はイギリス海軍の制服でした。
ベルギーのアントワープという港町の漁師が着ていたことがそもそものルーツで、アントワープ近郊の「ダッフル」という街で作られていた厚手のメルトン生地を使用したことが名前の由来です。
(ベルギーという国は古くから毛織物が盛んなのです)
トグルボタンという独特なボタンがあること、帽子がついていること、メルトン生地で作られていること、丈が長いこと、がダッフルコートの条件で、トグルボタンは手袋をしたままでもボタンを開け閉めできるように…という意図でつくられたものです。
すっごく手前味噌ですが、僕は20代の頃に旅行でアントワープを訪れていまして、電車で移動していたので何度か「ダッフル駅」を通りすぎました。
既にファッション業界に入っていたので、ベルギーでダッフルコートを買うのだ!!と息巻いていたけどあまりの値段の高さに手が出ず悔しい思いをしたもです。。。
漁師→海軍という系譜の通りダッフルコートってもともと「海の男」のコートなんです。
なので僕は働く男の、「親父のコート」のイメージ。
優しさとたくましさを注入してくれるコートです。
というわけで、この冬はダッフルコートなんていかがでしょうか⁇
明日はチェスター・フィールドコートについて語ります♪
